本日はコスチュームジュエリーを
コーティングやプロテクトをかける際に
石が付いているパーツを外して
コーティングする理由をご紹介いたします!!
今回のブログは、前回にご紹介した
『Diorの石付きコスチュームネックレスのコーティングのかけ直しとプロテクト』の
紹介しきれなかった
コーティングをかけ直す際に石が付いたパーツを外して
加工をする理由についてご説明をさせていただきます!
前回のブログは➡こちら
その理由としては、
石が外れてしまう可能性があるからです。
このような
コスチュームジュエリーやアクセサリーのほとんどが
石などはボンドで留められているものが大半です。
ボンドは熱湯に弱く、
コーティングやプロテクトをかける際に、
高温にした薬品に入れてコーティングをかけるので
その際に石が取れてしまう可能性がある為
石が付いたパーツなどを外してコーティングをかけます!
石などが付いた
コスチュームジュエリー・アクセサリーの加工事例の
一部をご紹介させていただくと
①スワロフスキーのような、
クリスタルの裏側に箔が貼られた
ボンドで接着されているもの。
加工前の画像がこちら。
こちらは前回にご紹介したネックレスです。
石が付いたパーツを外して、
ロジウムコーティングとプロテクトを
かけ直しました。
加工後の画像がこちら。
②貝殻やパール、樹脂パールがボンドで接着されているもの。
加工前の画像がこちら。
加工後。
貝殻が付いたパーツを外して、
ブレスレットのチェーンのみに
ゴールドコーティングをかけ直しました。
①と②の両方とも石や貝殻が付いたパーツは取り外して
チェーンのみをコーティングさせていただきました。
石が付いたパーツの
コーティングのかけ直しも承っておりますが
石が外れてしまったり、加工賃が高くなる可能性がある為
パーツを外しての加工をおススメしていました!
石を付けたままのコーティングが
出来ないわけではありませんが、
コーティング中に石が外れてしまう可能性があり
外れてしまった石は回収できません。
こういった理由から
外してからコーティングを
かけ直すことをおススメさせていただいております。
また、
石を全部こちらで外してから
土台のみをコーティングすることも可能ですが
外してしまった石は再利用できない石がほとんどです。
理由としてはこういった石には裏に箔がついており
外した際に箔が剥がれてしまうからです。
新たに石をご用意して、
外れてしまった箇所や外した箇所に
留め直すことも可能ですが
石が多いデザインこそ
石の一つ一つの単価が安いものでも
数が多くなるほど石代とプラス加工賃もかかって
高くなってしまいます。
エスティでは
出来るだけお客様が望まれた状態になるように、
最適なお修理方法をご提案することを心掛けております。
他社製品やハイブランド
非貴金属などの
コスチュームジュエリー、アクセサリーの
コーティングや
プロテクト(酸化防止コーティング)について
お悩みの方は是非一度、
ご相談・お問い合わせくださいませ!
ではまた。
コーティングとプロテクトについては➡こちら
◆お手持ちのジュエリー、
アクセサリーを末永くお使いいただけるように
エスティ製品以外の修理、メンテナンス、クリーニングなども
行っております。
[ チェーン切れ、石外れ、サイズ変更、磨き直し・・・etc ]
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